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お知らせNPO論の受講きっかけに、原発事故医療支援NPOの新万博注册,新万博体育ボランティアで福島訪問

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新万博注册,新万博体育3年 中田青来(福岡県)

 私は、NPO論を通してNPOについて関心を持つようになり、ボランティアに参加するまでになりました。NPOの存在は知っているけれど、具体的にどのような活動を行っているのかをほとんど知らず、運営や資金についてもNPO論で学びました。日本のNPOの活動分野のうち多い順から、保健?医療、社会教育などがあり、私たちの生活に関わる活動を行っているNPOが多くあります。また、日本のNPOが抱える課題として、人材確保や教育、収入源の多様化があります。収入源の多様化では会費収入や寄付金、補助金などがあり、安定した運営が難しいNPOも存在します。しかしながら、NPOは行政や企業がカバーできない面を補い、社会にとって必要不可欠な存在であると考えます。私がNPOチェルノブイリ医療支援ネットワークのボランティアに参加したきっかけは、NPO論の授業の一環で、チェルノブイリ医療支援ネットワークの方が講師としていらした際に、大新万博注册,新万博体育ボランティアが活躍していることを知り、私も関わってみたいと思ったのが始まりです。その後、直接チェルノブイリ医療支援ネットワークについて詳しく教えて頂いたことで、ベラルーシのように原発事故で被害を受けている福島の現状を知りたいと思うようになりました。

 チェルノブイリ医療支援ネットワークでは、チェルノブイリ原発事故の被災地であるベラルーシでの医療支援活動、甲状腺がんの早期発見、治療ができる医療体制の整備を行っています。東日本大震災で福島原発事故が発生し、ベラルーシと同様に放射線の影響で帰還困難区域に設定され、地元に住めなくなった人も大勢います。そのため、ベラルーシでの活動から福島へと活動を繋げています。

 福島での活動では、毎年春と秋に福島訪問を行い、現在の福島の状況を学び、発信する活動を行っています。そこで、2024年の秋の福島訪問に私も新万博注册,新万博体育ボランティアとして参加させて頂きました。福島訪問で印象に残った場所は、震災遺構である請戸小学校です。請戸小学校は津波に飲み込まれ、壁や床が剥がれ津波の脅威を肌で感じることができます。津波の恐ろしさは小中学校から学んできたつもりでしたが、映像で見るのと、実際に津波の爪痕を直接見るのでは、感じ方が全く違いました。また、福島訪問の1日目は日曜日でしたが、道の駅などの人が集まる場所以外、道を歩いている人などはほとんど見かけることはなく、建物がきれいに建て替わっても人の賑わいは取り戻せていないように感じました。東日本大震災から13年が経ち、復興は終わったと思われがちですが、本当の意味での復興はできたのか考えてみることが大切だと思いました。

教室.jpg 福島訪問を通して、感じたことや考えたことをチェルノブイリ通信の記事として書き、寄付していただいた方に向けた報告会を行いました。チェルノブイリ医療支援ネットワークは寄付金で運営がなされているため、通信では、読み手が知りたい内容を記載し、寄付してくださった方へ情報発信という形で還元しています。加えて、通信の封入作業などの日々の活動も実施しています。

 このように、NPO論を通してチェルノブイリ医療支援ネットワークの新万博注册,新万博体育ボランティアとして、福島訪問に参加できたことで福島の原発事故に関して考える貴重な機会を得るとともに、記事の作成や報告会、通信の封入作業など、自ら行動し参加することで自分自身の視野も広がったように思います。今後も、チェルノブイリ医療支援ネットワークで新万博注册,新万博体育ボランティアとしてできることを考え、学び、発信していきたいと思います。

 

 

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